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『インディ500』(''Indy500'') は、セガ(後のセガ・インタラクティブ)より1995年発売されたインディ500レースオーガナイザー公認のアーケードゲーム稼働のレースゲーム。 また、他の年度にも公認、非公認の同名レースゲームが多数存在するがここではセガ・Model2版を挙げる。 == 概要 == インディカーレースをモデルとした、同社が「バーチャレーシング」等から得意とする3DCGで描写されたModel2 ステップB基板使用のアーケードレースゲームである。 1995年発売。開発はセガAM1研。3DCGアーケード基板である「デイトナUSA」で使用されたModel2基板より機能的にブラッシュアップされたModel2B基板タイトルで、テクスチャーマッピング付きのポリゴンを駆使。秒間60フレーム表示。筐体は「セガツーリングカーチャンピオンシップ」共通の反力ステアリングシステム、DX筐体では16:9のワイド画面が採用されている。 アメリカンモータースポーツであるインディカーの醍醐味溢れる時速400km/hオーバー〔ドラフティング時速度。〕の爽快感とドラフティングによるレース戦略の読み合いがキーポイントとなるゲーム性で、アーケードにおいて「デイトナUSA」や「セガラリーチャンピオンシップ」などでの醍醐味だったドリフト走行とは対極的なグリップ走行がメインとなり、人気はさほど出なかったものの、「バーチャレーシング」以来のサーキットフォーミュラーカーでのテクスチャマッピングやグーロシェーディングの強化による表現力のアップと共に実名称〔大会名、車名部分等の実名の使われ方の違い。〕のレースゲームとしては同基板では第3弾となる。 北米では引き続き「バーチャレーシング」を「インディカーゲーム」として稼働しており、当時日本でもツインリンクもてぎでのインディカー・シリーズ戦もあったが、実レースシステムであるアテンプトルール〔予選の段階でチームで使用している車がそのコースに合わなければ他のチームからシャーシを買い、一時的に使用してタイムを出す等。〕の一般的解釈の問題から予選システムは省かれ、登場選手や車等には実名は用いられていない。 こちらも難度の低い初期版(1995年リリース)はDX筐体向けでリリースされて居る為出回りは少なく、VS筐体でも少量出回ったが店舗向けに対策ROM〔初期版でのBAY SIDE STREETの一部右コーナー手前よりBGMが鳴らなくなるバグと北米向けの難度調整、1位優勝時のエンディング追加の為。後期版は、デモ画面中のぐるっと回転するカメラワークの追加とカメラワーク中のタイトルロゴ露出で区別することができる。〕がリリースされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インディ500 (アーケードゲーム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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